全農とちぎ セレクト
FAJ(市場)の方に同行して産地見学に行ってきました。その時の様子をご紹介します。
栃木県宇都宮市のオリエンタルユリの生産者、天谷(アマガイ)さんのハウスです。
こちらの天谷さんは【全農とちぎセレクト】としてFサイトから出荷されています。
【全農とちぎセレクト】は5名のユリ生産者からなる団体となっています。当日は5名の生産者の方が集まってくださり、色々お話を伺いました。生産者の方は若い方が多く、新しい品種の育成にも積極的で、品種の多さが魅力の産地です。
ではでは、早速ハウス内を見せていただきましょう♪
まずは球根を植えます。左の写真の1ベッドで最大約1800本植えるそうです。ただし、品種によって植える本数は変えているとの事。カサブランカはボリュームが出るので植える本数は約半分。
徐々に成長していってこの時期(10月~12月)だと球根を植えてから出荷まで3~4ヶ月かかるそうです。
こちらの産地からは周年で出荷してしていますが、品質的に特にオススメできる時期は10~4月出荷のものだそうです。
←このくらいで出荷まであと2週間ほどです。
産地を訪問したのは12月初旬でしたので、ちょうど年末に出てくるものですね。
【全農とちぎセレクト】が高品質のものを生産する上でこだわっている点として、球根を植える前日にする蒸気消毒が挙げられます。
(←こちらの写真)
土壌にシートを被せ、中に消毒剤の入った蒸気を送り込む(60℃で5~6時間)
この蒸気消毒を導入してから、病害を防ぐことはもちろん、土壌の養分が均等になるため、生産のムラ(同じ日に植えたものの生育状態がバラバラになる)が少なくなったそうです。更に、出来上がった時の葉の色が濃く、良くなるとの事です。また、ハウス内が一定温度以上になるように温度管理も徹底しています。
ユリは、一度水が下がってしまうとなかなか上がらないため、切ったらその場で、バケツに入れ水下がりを防いでいます。
これは出荷段階で最も気をつけていることです。
バケツを保管冷蔵庫へ運び、冷蔵庫内でしっかり水が上がってから、箱詰めし出荷になります。
また切ってからの温度変化が小さいほうが品質の保持が出来るため、10℃の保管冷蔵庫の中で箱詰め作業が行われています。
出荷曜日ごとに切る状態を変えているそうで、水曜、金曜出荷に比べ、切ってから日が長くなってしまう月曜出荷分は蕾をやや固めで切っているそうです。
2009年の秋から出荷規格も変更して特に『秀品』『優品』の選別を厳しくしました。
今回ご紹介したように、【全農とちぎセレクト】では品質向上のため生産者の方々が日々、
努力し生産を行っています。
定期的に5名の生産者同士のハウスを見せ合ったり、出荷前の箱をチェックし合い、
【全農とちぎセレクト】全体の品質の底上げを図っているそうです。
部会長さんも『これからますます品質の向上に力を入れて生産していきたい』
と意気込みを語ってくださいました!
是非、【全農とちぎセレクト】のユリをお使いになって、品質を確かめてみてはいかがでしょうか。


